リキッドバイオプシー
バイオプシーは試験切除ともいう。生体から検体 (組織切片など) をとって行う病理組織学的検査法で, 病変(たとえば癌) の確定診診断,あるいは疾病の予後判定をするために必要不可欠のものとされており,すべての臓器に適用される。肝臓や腎臓の穿刺生検法,胃カメラを用いる胃生検,骨髄生検など,皮膚切開を要しない場合だけを,特に生検ということもある。

生きている人間、すなわち生体から組織の一部を採取し、その組織学的形態像から病気の診断を行う方法で、バイオプシーbiopsyともいう。皮膚生検のように体表から生検を行う場合には、その方法は比較的簡単であるが、体内の臓器から生検をする場合には、ファイバースコープを代表とする内視鏡を介して生検する。たとえば食道、胃、小腸および大腸のような消化管では、ファイバースコープによる直視下生検が行われている。また、肝臓に対しては腹腔(ふくくう)鏡直視下に行う肝生検のほか、内視鏡を使わない盲目的な肝生検も行われている。なお、胃癌(がん)とくに早期胃癌の診断には胃生検が不可欠である。また、従来生検が困難であった膵臓(すいぞう)に対しても、膵生検が試みられるようになった。治療計画するための検査です。

リキッドバイオプシー(liquid biopsy)は主にがんの領域で、内視鏡や針を使って腫瘍組織を採取する従来の生検(biopsy)に代えて、血液などの体液サンプルを使って診断や治療効果予測を行う技術。患者の負担が小さく、しかも腫瘍の遺伝子(ゲノム)情報を踏まえた適切な治療につながる手法として近年、世界中で研究開発が進められている。 この手法を使えば、採血という低侵襲な方法でがんを診断できることに加え、治療の各プロセスで治療薬を適切に選択できるようになる。例えば、腫瘍の遺伝子変異をターゲットにした薬(分子標的薬)が治療中に次第に効かなくなるような場合、腫瘍が新たな遺伝子変異を起こしてその薬に対する耐性を獲得しているケースがある。 こうした場合、腫瘍組織を再度採って遺伝子変異を調べる再生検(Re-biopsy)は、病態や患者の状態によっては困難なことが少なくない。これに代わって血液で遺伝子変異を検査できれば、新たな遺伝子変異に応じた薬を適切に選べるようになる。

「CTC」や「ctDNA」をチェック
リキッドバイオプシーのカギを握るのは、腫瘍の性質を反映したごく微量の血液中物質(バイオマーカー)を捉える技術だ。現在、バイオマーカーの候補物質は大きく2つある。 第1に、血中循環腫瘍細胞(CTC:Circulating Tumor Cells)。文字通り、腫瘍からわずかに血液中に漏れ出して体内を循環しているがん細胞だ。第2に、血中循環腫瘍DNA(ctDNA:circulating tumor DNAまたはcfDNA:cell free DNA)。血液中にわずかに漏れ出したがん由来のDNAである。これらの物質を高い感度と特異度で検出する技術の開発に、世界中の研究機関に注目されています。

近年、がん治療の時、大量自家血オゾン療法とコロイトヨードの治療前と後に、CTCの動きを測定するため、 リキッドバイオプシーを行う傾向は話題になっています。
大量自家血オゾン療法とコロイトヨードの治療についてはココから
https://soukiganhakken.jp/new/3061/

詳しくは、