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今や日本では、190万~230万もの方が「C型肝炎ウイルス(HCV)に感染している」といわれています。
そんなC型肝炎は今まで「治らない病」ともいわれてきました。

しかし、今や医学の進歩によりC型肝炎は治る病気になりつつあるのです。
C型肝炎の基礎知識に加え、現在ではどのような治療方法があるのかをご紹介します。

C型肝炎とは?

C型肝炎は、その名の通りC型肝炎ウイルスに感染することで引き起こされる肝臓の病気です。
感染してから20~30年後には、肝がんを引き起こすリスクのある病気でもあります。
さらに、C型肝炎ウイルスに感染していても自覚症状が出にくいため、気がついた時には病状が進行しているケースも少なくありません。

C型肝炎ウイルスの感染経路は血液です。
現代社会における感染経路としてあげられるものには、ピアスの穴あけ・入れ墨・衛生面で問題がある鍼治療・覚せい剤や麻薬の注射・カミソリの共用などです。
性交渉などや母子感染も原因としてあげられますが、可能性としてはとても低いといえるでしょう。

まずは、普段から血液や体液が他人と接触しないように気をつけることが、感染を防ぐ第一歩になります。
また、自覚症状がなくても臓器移植などの大きな手術を受けたことがある方、長期間にわたり血液透析を受けている方、1992年より前に輸血している方などは一度HCV抗体検査をしておくと安心です。

なかでも高齢の方はC型肝炎ウイルスに感染している方が多いといわれています。
年齢が上がるにつれて発ガン率が高まるため、定期的に検査を受けるようにしましょう。

C型肝炎の治療法

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多くの日本人がC型肝炎に感染しているといわれているなか、C型肝炎の治療を受けていない方は100万人以上いるといわれています。
自覚症状がほとんどないことが原因としてあげられますが、一方で1年のうち約3万人が肝がんにより亡くなられているため、放置してはいけない病気といえるでしょう。

C型肝炎の治療法では「インターフェロン療法」が主流でした。
インターフェロン療法とは、ウイルスの増殖を抑制するタンパク質を人工的に作り出し、それを注射によって体内に入れる方法です。
約2週間の入院により治療をスタートし、その後は定期的に外来で24週間~48週間という長期に渡って治療が行われます。
しかし、長い時間をかけても根治しない可能性もあることや、重い副作用があらわれることなど、インターフェロンは課題が多い療法でもありました。

しかし今年になって、インターフェロンに頼ることのない経口薬「ソバルディ」が発表され、注目を集めています。
ソバルディは経口薬ながら、著効率が95~100%と非常に高いのが魅力です。治療期間も3ヵ月と短いですし、重い副作用の報告もありません。

ソバルディはジェノタイプ1型以外にしか効果はありませんが、2016年の8月末に、ソバルディを生み出したギリアド社から1型向けの新薬「ハーボニー」が発売となりました。
日本国内でのC型肝炎患者のうち7割がジェノタイプ1型に該当します。ジェノタイプ1型をハーボニーで、それ以外をソバルディで治療していくスタイルが今後の主流になるのではないでしょうか。
今までC型肝炎に苦しんできた患者や、その治療に頭を抱えてきた医療従事者にとっては、夢のような新薬と言えるでしょう。

医療の進歩により、治らない病気ではなくなりつつあるC型肝炎。
ドクターアンディーズクリニックも日々進歩を重ね、可能な限りの価格で治療を提供するように努めております。

C型肝炎にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談下さい。

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