幹細胞を培養した培養液の上澄みは培養上清といわれ、何百種類もの成長因子が含まれています。幹細胞を培養するときに、幹細胞は500種類以上のタンパク質を含む成分を分泌します。分泌液の中にはサイトカインと呼ばれる細胞活性のカギとなる情報伝達物質が豊富に含まれていて、体内の損傷を受けた組織や細胞の機能回復に重要な役割を果たします。老化などにより衰えた細胞の回復を後押しするため、美容に対するさまざまな効果が期待される治療法です。この培養上清を用いた治療は、抗酸化作用、創傷治癒効果、シワ改善防止効果など美容、毛髪再生、動脈硬化予防、糖尿病予防、慢性疼痛改善などに効果が期待されています。

脂肪由来間葉系上清液に含まれる成長因子と効果


①上皮細胞成長因子(EGF)

新しい皮膚細胞創生によるシワの予防と解消する。健康な肌色にする。肌を滑らかにして若々しくする。新しい皮膚細胞を再生する事で傷口の回復を早める

②トランスフォーミング成長因子(TGF-α)

コラーゲンとエラスチンの構造を強化する事で肌の力性を増す。肌の成長を促進し、傷の治癒を促進する。新しい細胞を生産する事でシワを防止、改善する

③トランスフォーミング成長因子(TGF-β)

細胞の分化・誘発などの老化を防ぎ、肌のテクスチャーを改善(コラーゲン・エラスチンに関与)する。また、若々しい肌を保ったり、傷跡を残さずに修復したりする因子

④血小板由来成長因子(PDGF)

損傷を受けた皮膚細胞の再生を促進。コラーゲン合成を促進しシワを改善。育毛を促進する

⑤血管内皮細胞増殖因子(VEGF)

VEGFが毛根へ栄養を運ぶ事で発毛を促進。新しい細胞を生産する事でシワを防止・改善する。肌にエネルギーを与え、肌つやを改善する

⑥インスリン様成長因子(IGF-1)

新しい皮膚細胞創生によるシワの予防と解消。コラーゲンとエラスチンやヒアルロン酸を増す。皮膚感触を良くし、顔やボディの無駄な脂肪を燃焼。毛根を刺激し髪の毛を強くする

培養上清は、組織の受入から細胞培養、培養上清の品質管理に至る一連の工程において、厳格な管理のもと実施しています。高度な品質を担保する為に、厳しい品質管理体制を導入した運用管理体制を構築しています。感染症およびウィルス試験の実施。生物由来原料基準に適合した原料(培地など)を用いて調製。再生医療等製品に向けた技術開発から生まれた技術です。

医療法人社団悠健ドクターアンディーズクリニックは、これらの安全な培養上清を利用した治療法をご提供します。

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脂肪由来間葉系幹細胞培養上清治療についての可能性



培養上清とは、人の体内に存在する幹細胞を培養する際に得られるその上澄み溶液になります。投与に用いる培養上清は、フィルタリングにより滅菌処理を施したものです。培養上清液には、幹細胞から分泌された様々なサイトカインが豊富に含まれています。サイトカインは、細胞から分泌されるタンパク質で、細胞の増殖や分化などを調節する働きを持ち、体内の損傷を受けた組織や細胞の機能回復に重要な役割を果たしています。サイトカインを豊富に含む培養上清液は、老化などにより衰えた細胞の回復を後押しするため、さまざまな健康と美容に対する効果が期待できます。培養液は、ヒト及び動物由来成分を用いていませんので、感染症のリスクを低減しています。

皮膚損傷治療



特に効果を得たい部位に培養上清液を注射で注入します。注入した部位では細胞分裂が活発になり組織の再生が行われることが期待されます。美容目的としては肌が若返り、ヒアルロン酸などの効果を高めることが期待され、頭皮の皮下への注入により、発毛や育毛の効果や植毛の生着率を高めることが期待されます。

関節内・損傷部位の疼痛緩和



特に効果を得たい部位に培養上清液を注射で注入します。注入した部位では細胞分裂が活発になり組織の再生が行われることが期待されます。関節内への注入は、関節炎などの炎症を抑え骨膜などを再生する効果が期待されます。その他部位により様々な効果が期待できます。

動脈硬化症の進展予防・慢性疼痛緩和



点滴などの溶液に培養上清液を入れて、ゆっくりと静脈内に投与します。培養上清液には多種多様のサイトカインが豊富に含まれていることから、体内の損傷している部位の細胞が活性化し、様々な組織機能を老化現象から強く引き戻すことが期待されます。
上清に含まれるインスリンの影響で低血糖症状を起こす可能性がありますので、投与前後に血糖値を上げるため糖分の摂取をして頂く場合があり、また投与中は簡易血糖測定器にて血糖の状態を確認させていただきます。

脂肪由来間葉系幹細胞培養上清治療

対象治療者
1)本人の同意能力があり、本人により同意が得られる方
2)年齢の制限はありませんが、本人が未成年の場合は代諾者による同意を得られる方
3)問診、検査等により、担当医師が適格性を認めた方(生命にかかわるような明らかな重篤な疾患は原則対象となりません)
その他、選定基準、除外基準がありますので、詳しくはクリニックへお問い合わせください。

治療時間
静脈内への全身投与(点滴)の場合:40分~60分
局所注射の場合:20分~30分

費用
静脈内への全身投与(点滴)の場合:100万円(消費税別途)~
局所注射の場合:6万円(消費税別途)〜/1箇所当り

治療等のリスク・副作用
難聴、めまい、耳鳴り、腎障害 、低血糖、感染症、その他(アナフィラキシー反応〈冷汗、吐気、 嘔吐、腹痛、呼吸困難、血圧低下〉、穿刺部の痛み、内出血、神経障害)

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治療までの流れ


①事前説明および同意

培養上清治療を行うにあたって、治療の目的、安全性やリスク、そして効果について綿密に医師よりご説明します。患者様と医師、両者の合意があって初めて培養上清治療は行われます。
※事前検査、事前検査(院内・血液)を受けていただく場合があります。培養上清治療の施行前、施行後においての有効性、安全性などを確認するための検査となります。


②培養上清治療の実施

治療目的に応じて培養上清治療を行います。局所注射、静脈点滴注射、塗布などがあります。
※フォローアップ検診(予後検診) 培養上清治療に応じた予後検査を行うため、患者さまにご来院いただく場合があります。培養上清治療における有効性、安全性などを確認いたします。
不明点など御座いましたらクリニックへお問い合わせください。

よくある質問

Q.培養上清液はどのように投与しますか?

治療の目的に合わせ投与方法が異なります。点滴で静脈へ投与、皮下や筋肉、関節などへの局所投与、塗布など、医師が一番効果的な投与方法を提案させていただきます。

Q.培養上清液とはなんですか?

培養上清とは人の体内に存在する幹細胞を培養液の中で培養した際に得られる、その上澄み溶液です。投与に用いる培養上清は、フィルタリングにより滅菌処理を施したものです。 培養上清液には、幹細胞から分泌された様々なサイトカインが豊富に含まれています。サイトカインは、細胞から分泌されるタンパク質で、細胞の増殖や分化などを調節する働きを持ち、体内の損傷を受けた組織や細胞の機能回復に重要な役割を果たしています。サイトカインを豊富に含む培養上清液は、老化などにより衰えた細胞の回復を後押しするため、さまざまな健康と美容に対する効果が期待できます。

Q.iPS細胞やES細胞とは何が違うんですか?

iPS細胞やES細胞は万能細胞で、いろいろな細胞に分化できる多能性幹細胞です。いずれの細胞も、目的の細胞に分化させて用いますが、未分化な細胞が残っている場合は奇形腫という腫瘍を形成することがあります。また、iPS細胞は、細胞に遺伝子導入するなどして人工的に作られた多能性の幹細胞のことです。遺伝子の導入部分によってはやはり腫瘍形成のリスクがあります。また、作製の効率も安定していないことが知られており、一般的な利用にはなおハードルがあると考えられます。ES細胞は、iPS細胞より研究の歴史が長く、安定した利用が考えられますが、人の受精卵(胚)を使用し作りだす多能性幹細胞のため倫理上の問題があります。
一方、脂肪由来の間葉系幹細胞は体性幹細胞に分類され、特定の系列の細胞にしか分化できないかわりに、iPS細胞などに比べ腫瘍となるリスクが低いと言われています。組織の再生や修復など様々な機能を果たしています。また、当院をはじめ、特定の医療機関により一般に治療が普及されつつある治療方法です。

Q.副作用はありますか?

どのお薬でも副作用の可能性があるように、培養上清液の投与でも副作用の可能性は否定できません。具体的には低血糖の可能性が高いため投与前に血糖測定を行い、血糖値が低い患者様には飲み物やお菓子などを召し上がっていただき、あらかじめ血糖値を上げていただきます。投与直後も血糖値を測定し、安全を確認しながら培養上清液の投与を行っております。詳細はインフォームド・コンセントの際しっかりとご説明させていただきます。

Q.予約方法を教えてください

ご予約はお電話にて受け付けております。診察時間内にクリニックまでご連絡ください。
診療時間:月曜~金曜日 10時~19時
休診日:日曜日

Q.インフォームド・コンセントとは何ですか?

インフォームド・コンセント(informed consent)とは、「説明を受け納得したうえでの同意」 という意味です。医師が治療の内容、リスク・ベネフィット(可能性のあるリスクと利益)、費用について十分な説明をし、患者様が内容をよく理解し、納得した上で文書にて同意していただき治 療を受けるということです。当院ではこの説明にじっくり時間をかけ患者様の疑問や不安にお答えできるよう努めております。

Q.薬を飲んでいても、治療(培養上清治療)は受けられますか?

多くの場合併用可能です。治療中の疾患により異なるため、都度お気軽にご相談下さい。

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クリニックについて

ドクターアンディーズクリニックは、1989 年に六本木で開院し、30年を迎えました。平成30年に、医療法人社団悠健に変身して、より広く、地域社会・国際社会に貢献できるように、これから、一層努力してまいります。ドクター・アンディーは、開院するまでに、救急救命医療、麻酔科、 外傷学、整形外科腫瘍学、形成外科微小外科を経て、基礎研究でガン細胞培養研究、免疫細胞培養 研究、医薬品の経皮膚吸収システム(TDDDS)の研究など、医療の新たな可能性について学びました。様々な医療の現場で従事したことにより“命の活性化”、“昨日より明日はもっと元気に”豊かな人生を送るための医療を届けたいと強く感じております。時代の流れとともに変化してゆく病気や悩み。ドクター・アンディー自身も、常に学びながら、最先端の医療技術で皆さまへアドバイスや、治療が出来ますよう全力を尽くしていきたい。ドクター・アンディーは、あなたのお悩みを聞き、治療し、解決します。
ドクター・アンディーのもう一つの専門はがんへの集学的療法です。 医療法人社団悠健ドクターアンディーズクリニックは、厚生労働省が認可した認定再生医療等委員会によって、安全性、有効性等について審査を受け、第三種再生医療等提供計画番号を取得した医療機関です。ドクターアンディーズクリニックは、がんへの集学的のアプローチは、免疫細胞療法、遺伝子療法、コロイドヨード療法、大量自家血オゾン療法、高濃度ビタミンC、高濃度プラセンタなどの補助療法のほかに、盛んにエクソソーム・核酸療法の勉強を行っています。また、当院は 脂肪由来間葉系幹細胞培養上清の投与で、アンチエイジング、慢性疼痛、EDの治療を推奨しております。幹細胞培養上清は、医療分野でも研究開発が行われています。膝が痛い、腰が痛い、肘が 痛いなど、各部位の痛み,ストレスによるEDからの回復が気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

院長について


国籍:英国

1974 国立岐阜大学医学部入学
1976 ロータリー米山記念財団奨学生
1981 国立岐阜大学医学部卒業
1981 日本政府文部科学省外国人国費研究奨学生
1986 国立岐阜大学大学院整形外科学修了。ガン治療と免疫研究で医学博士取得
1986 名古屋大学形成外科勤務後、欧米の有名な薬学科学者、アンチエイジング専門医、腫瘍学専門医、美容医療専門医のもとで研修、研究を進める
1989 六本木にドクターアンディーズクリニック(ライフスタイルマネジメント医療:モチベーションセラピー、ストレスケア、アンチエイジング、がん予防・治療、美容皮膚科、美容外科)開設
1999 カナダのトロントに北米研究所を設立、医薬品の開発とナノテクノロジーレベルの「経皮吸収ドラッグデリバリシステム」の研究を始める。
2018 医療法人社団悠健 ドクターアンディーズクリニック設立

所属学会と活動

日本美容外科学会正会員
日本形成外科学会会員
日本整形外科学会会員
国際遺伝子免疫薬学会会員
日本抗加齢医学会会員
国際抗老化再生医療学会会員
日本臍帯・胎盤研究会会員
フランス・メソセラピー・ソサエティ学会正会員
ヒトと伴侶動物の比較医学研究会正会員
日本オーソモレキュラー医学会会員
日本癌循環器学会会員
日本アフェレーシス学会会員
日本先制臨床医学会会員
国際奉仕活動においては、国際ロータリーを中心に、数多くの人道的プロジェクトや国際奉仕活動に励み、これまでに70カ国以上の活動に参加しています。また、美容医療に関する著書に加え、国際奉仕活動での出会いを記した「で愛、ふれ愛、たすけ愛」なども出版しています。国際ロータリー最高栄誉賞 (Service Above Self Award)受賞。

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