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国立がん研究センターによると、統計をとり始めた1970年代から一貫して罹患数と死亡数が増加し続けています。
がんにかかる割合は、男性なら2人に1人、女性なら3人に1人といわれるほど。

自分で生活習慣を見直してがん予防に取り組んだり、健康維持に努めたりすることももちろん大切ですが、がん検診を受けて罹患しているか否かを確認することも重要になってきます。
検診でがんを早期発見すれば死亡率を減らすことができるだけでなく、残りの長い人生がより満足度の高いものとなることでしょう。
そこで今回は、最新の検査技術の一つである「マイクロアレイ血液検査」を紹介しますね。

がんの早期発見につながるといわれているこの検査、一体どんな血液検査なのかをご紹介します。

マイクロアレイ血液検査とは

マイクロアレイ検査とは、がんが発生したことによる遺伝子レベルでの反応を分析することができる点です。
たとえばがん検査として用いられている腫瘍マーカー検査は、血液中に腫瘍マーカーと呼ばれる物質を測定します。
腫瘍マーカーとはがんの目印となる物質とされており、体内に腫瘍が発生することで血液中に現れるようになります。

ただし、早期の場合だと数値に表れなかったり、また人によっては早期でなくても数値に反映されなかったりする場合もあるのです。
その点、マイクロアレイ血液検査の場合は「がん細胞が発生しているからその増殖を防ごう」というDNAのメッセージを分析することができます。つまり、がん早期発見よりも早い段階、たとえば発がん前の細胞の異変を細かにキャッチすることで、がんを予防するチャンスを得ることができるのです。

このような遺伝子レベルの小さな反応を分析することで、血液中に物質が蓄積するまで待つ必要がありませんし、MRIやCT、PETなどの画像診断よりも早い段階でがんの恐れがあるか否かを判定することができます。
また、腫瘍マーカーは検査する部位ごとにたくさんの種類に分かれるのに対して、マイクロアレイ血液検査なら胃がん・大腸がん・膵がん・胆道がんなどの消化器系のがんをまとめて検査することが可能です。

さらに、腫瘍マーカーの初期の発見率は部位によって変わり数%~50%程度に留まりますが、マイクロアレイ血液検査なら発見率が90%にのぼるだけでなく、ガンのある部位も特定することができるのです。

マイクロアレイ血液検査のメリット

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マイクロアレイ血液検査は、がん早期発見が可能となるだけでなく患者さんの検査における負担を減らすことにも役立ちます。
そのひとつとしてあげられるのが、採決量の少なさ。検査の際に必要となる血液量は10mlのみ。

小さな採血管1本分が5mlということから考えると、健康診断などでの採決量よりも少ない量で済むのです。
さらに、採血だけなので検査における拘束時間も短いですし、CT検査の不安点としてあげられる放射線被ばくの心配もありません。
内視鏡検査のように薬剤を投与されることもありませんし、数十分間ノドにカメラが詰まるツラさを我慢せずに済みます。

検査を希望する場合は、一度クリニックに相談してみましょう。事前に問い合わせをしておくとスムーズです。
ただ、マイクロアレイ血液検査は自由診療となること、がん診断にはこのほかの検査結果と合わせて複合的な判断が必要になります。

2012年に登録された最新の遺伝子検査だからこそ、高い精度による判定が可能なのです。
せっかくがん検診を受けるからには、がん対策として早期発見と高い精度を求めてみてはいかがでしょうか。

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